【告ハラ】告白ハラスメントと思われないための告白研究記事
こんにちは。
ずしです。
最近ネットニュースや2chで話題の告白ハラスメント、通称告ハラについてズシ目線で思うこと、また告白ハラスメントと受け取られずに告白をするにはどういうあり方をして行けばいいのかについて書いていきます。
告白ハラスメントとは?
ダイヤモンド・オンラインというビジネスインフォメーションサイトにて取り上げられた、男からの愛の告白はセクハラなのかの中で告ハラ(告白ハラスメント)は誕生しました。
ものすごくコンパクトに言うと、
ある女性が知人男性に好意がある素振りを見せていないのに告白をされ、
自分の気持ちを成仏させたいだけの、相手の気持ちを1ミリも考えない身勝手な告白は、暴力そのものですよ
とブチ切れしているという内容です。
つまり女性が男性に対して『あんたに好意がありまっせ。』という素振りを見せていないのにアプローチをするのは罪だ。ということです。
これに対してはいろんな人がいろんなことを言っていて、いろんな気持ちになると思いますが、とりあえずそれは一旦脇に置いて、
この機会に告白とは何か、現代の告白はどのような形に移行して行っているのかを振り返ってみるいいタイミングです。
告白という行為はそもそも何であるか?
そもそも告白という言葉を聞いたときにあなたはどんな印象を思い浮かべるでしょうか?
一般的に告白は大変神聖なもの、崇高な行いのように思われることが多い中でこの”告白ハラスメント”という反対意見が誕生したということは、反対側の意味性を感じている人が一定数居るということになります。
実際アンケートでも14%は告白ハラスメントの意見に賛同しているということですから、100人なら14人の賛同者が居るということになります。
そこで、再度”(恋愛を意味する)告白”という言葉から考えられる具体的な意味性、発生する感情を見つめ直し、
より相手に価値を感じてもらいやすく、成功率の高い告白をこの記事で抽出して行きたいと思います。
さて、先ほどリンクを載せた”男からの愛の告白はセクハラなのか”の記事で、
告白は、性的なビジョンを相手と共有する行為という章があります。
これもまた告白の中に秘められた具体的な意味性の1つです。
実際、付き合うという行為の中には暗に”体の関係を承認した”というニュアンスが含まれることが多いので、この章で書かれていることは最もであると言えます。
問題は、”体の関係の承認”というものが告白という行為の中に含まれているということを具体的に感じ取れていないということです。
これと同じくして、告白には『一緒に時間を共にしよう。』という意味も含まれることが多いですし、『他の男(女)と親密な関係になるな。』という意味が含まれることも一般的でしょう。
“告白”という言葉に秘められた具体的なニュアンスを見つめ直して行かなければ、自分の中にある”告白”イメージを相手にぶつけるだけの形となり、相手が持っている告白へのイメージを無視する自己中心的な行為となってしまいます。
少なくとも告白を成功させたいのであれば、相手への思いやりや、やり方(演出)にこだわる必要がありますので、まずは告白という行為にどんな意味があるのかを洗い出してみましょう。
さてさて、過去になぜあなたはデートの誘いを断られたのか?という記事で成立させたい案件(デート)がある時には交換が成立しているかどうかに着目しようという話をしました。
この告白においてもこれ(交換)は同じく適用されます。
あなたが告白して相手にOKサインを出してもらうには、等価以上の何かを提示できている必要があります。
なぜなら、相手はあなたと付き合うことによって、
自分の時間(趣味、友達との時間)を失うことになるかもしれない、
他のより良い男性と親密にできる機会を奪われるかもしれない、
ケンカで精神衛星の悪い日が生まれるかもしれない、
といういろいろなマイナスの側面を無意識にシュミレーションすることでしょう。
果たしてそのマイナスを上回るだけのプラスをあなたが提示できているのか?ということもポイントになります。
“告白ハラスメント”の視点で言えば、『このマイナスを越えられる要素を感じさせてくれないあんたに告白されて、本当に好きと思われてる気もしないし、フるのにも罪悪感とかでめっちゃ精神すり減らすの分かってる!?』ということになります。
つまり、告白する前に好きになってもらえるだけの努力をしましたか?
ってことです。
(ちなみに勘違いが発生してはいけないので細かく言いますと、”努力”は自己満足の努力ではなく、正しく学び、正しく演出する努力を意味しています。)
きっと時間もお金も精神もあまりかけていないのではないでしょうか?
相手に告白ハラスメントと思われてしまうということはそれだけ相手の立場に立って考えることが出来ていないということになります。
まだまだ出来ることはあるはずなのにそれを怠って『努力とかいいから早く!』という自己中心的な考えが滲み出てしまっているからこそ、”告白ハラスメント”に繋がってしまっているという可能性は大いにあります。
時間もお金も精神もかけても好感触が得られなかった時は、もはやそれが答えなのです。
もちろん、告白一つで結果が変わる可能性が0とは思いません。
が、本当に相手のことが好きで相手の気持ちを考えられるのであれば、少しでも告白される側がどんな感情になるのかを予測し、アフターケアもできるように準備をして臨みましょう。
告白ハラスメントをされたと言われないために
さて、この章が纏めとなります。
結局、告白ハラスメントとは何かをコンパクトにすると自己中心的であるということです。
あの記事が言わんとしていることは『告白してはいけない』ということではなく、『努力し、手順を踏み、気持ちを考えて告白してくれ』ということです。
なぜかこの記事を違う意味に受け取ってアンチ記事を書いている人は居ますが、この記事が言わんとしている意味を深く考えれば『まあ確かに。』という部分も見えてくるでしょう。
相手の気持ちを考えることができない人とお付き合いをしたところで先は見えているようなものです。
相手も自由意志を持った人間なのだということを忘れず、ジェントルな装い(心持ち)で相手に喜んでもらえるような告白を演出してみて下さい。
Comment
そもそも告白という言葉を使うタイプの人間は相手の事なんて全然考えてない事が多いです。
自分の気持ちだけで精一杯すぎて無理です。
告白なんていうギャンブルにかけてる時点で終わってます。
普通に仲良くなって普通に相手の事を知っていって自分の気持ちを少しずつ相手に伝えていけば
告白なんてしなくても普通に付き合えますしね。
それに女のほうから告白なんてした日には大半の男は調子にノリますし、相手をあまり大事にしない傾向があると思います。
やるとしたら相手にアプローチさせるような言動を学ぶほうが確実に幸せになれると思います。(例外はあるとは思いますけど)
和哉様
コメントを頂きまして有難うございます。
運営のズシです。
告白という言葉をどういう面で捉えているかにもよりますが、自分の欲求に前のめりになってする類の告白は僕も良いものではないと考えています。
僕が知る限り”普通”、”幸せ”というのはいろんな要素が含まれた抽象的なもので、経験則や知識、文化背景によってかなりの偏りがあると思っておりまして、
それによって普通の尺度が大きくバラついているのだと考えています。
相手の女性・男性からアプローチをしてもらえる方法についても、これからメルマガやブログを通してお伝えしていきたいと思っております。
また記事について気になること・知りたいことなどが御座いましたらコメント下さいませ。
ズシ