【恋愛心理テクニック】吊り橋効果を使ったプチ催眠術
こんにちは。
ずしです。
今日は心理学を応用した恋愛テクニック、誤帰属の話をさせて頂きます。
『いや、タイトルに吊り橋効果て書いてるやん!嘘ついたんか!』
いいえ、嘘ではありません。
吊り橋効果は心理学や催眠療法の場で用いられる”誤帰属”の別名みたいなものだと考えてください。
吊り橋効果ってよくテレビで聞いたり、本に登場したりすると思うんですけど、実際どう意味なの?どうすれば恋愛で役に立ってくれるの?
って思ってる人も多いと思うので、今日は吊り橋効果を少し掘り下げて解説していきたいと思います。
吊り橋効果とは?
一般的に吊り橋効果とは、『高所に吊られた吊り橋を渡る恐怖で心拍数が上がり、そのドキドキが恐怖から来るドキドキなのか、一緒に居る人に対して起きているドキドキ(恋愛的な高揚)なのかを分からなくさせる。』のような意味で知られています。
これは錯覚や心理的な誤りが感情と結びつくことによって起きる現象です。
”一目惚れ効果”なんて呼ばれたりもします。
どれだけ別名があるんだよという感じですが。(笑)
はい。
さて、ざっと吊り橋効果の歴史を説明すると、
吊り橋効果は1974年にカナダの心理学者ダットンとアロンによって発表されました。
この吊り橋効果の実験は18〜35歳の男性をターゲットに男性を集め、高所にある吊り橋を渡り、女性が男性にアンケートをするという内容です。
女性がアンケートの最後に『結果に関心があったら電話してね。』と言い、吊り橋を渡ってない男性と、渡った男性ではどちらが多かったかという統計を取った結果、渡った男性のほとんどは電話し、渡っていない男性は1割ほども電話をしませんでした。
この帰納法(統計)的な調査によって吊り橋効果というものが存在する可能性は高いという説が立てられました。
※あくまでも帰納法・統計なので、多数に通じる可能性は高いもののすべての人に共通して効果が現れるわけではありません。
さてさて、
とはいっても初デートで吊り橋のあるところに行くなんてことはまずないので、この例に沿っての再現はできません。
なので、一般例に直すと吊り橋効果を引き起こそうとしている人は好きな女性と一緒にジェットコースターに乗りたがったり、怖い映画を一緒に見ようとします。
これはあからさまです。
吊り橋効果というテクニックはかなり広く知れ渡っているので、『遊園地でジェットコースター乗りに行こうや(笑)』なんて言われると警戒心を持つ人も多いです。
では、どのようにすればこの吊り橋効果を怪しまれず自然に引き起こすことができるのか。
吊り橋効果を発生させる自然なデートプラン
あからさまにドキドキすることをイメージさせるようなデートプランはズシの統計上不評です。
なので、ドキドキする可能性の高い自然なデートプランを立てることが求められます。
高級感のあるお店
例えば、まだ若年齢の女性を相手に初デートをする場合、高級感のある敷居のたかそうなお店でご飯を食べるというのも1つの手です。
人間は普段行っているのと違うパターンに引きずりこまれると緊張したり、焦ったりする傾向にあります。
それを利用して、ホテルの最上階レストランやBar、高級寿司店などの敷居が高いお店をチョイスします。
実際この手の方法は僕自身が何度も検証してきて(いろんな意味で)成功して来ました。
ただし、いくつかマイナスの面もあります。
・嘘偽りなく敷居の高い雰囲気のお店が嫌い
・よく行っている場合は緊張を引き起こすことができない(よく行っているかどうかを事前に判断できない)
・なかなかのコストがかかるため、それなりの資金力が求められる
という点です。
嘘偽りなく敷居の高い雰囲気のお店が嫌い、よく行っている場合は緊張を引き起こすことができない、この2点に関しては事前にメッセージの段階でさりげなく聞き出しておく必要があります。
僕自身、過去に敷居の高いお店が心から嫌いという人にお会いしたことがあるので、少数派とはいえ存在はしています。
相手を不快にさせてしまわないよう好き・嫌いを事前にリサーチしてお店選びをしましょう。
アトラクション付きディナー
もう1つの初デートおすすめプランは、アトラクション付きディナーです。
どういうことかと言うと、
ディナー中にアトラクション的なイベントを織り交ぜたショーをしてくれるお店を選ぶということです。
例えば有名どころならロックアップ、新宿のロボットレストランなどがあります。
ただ、どちらもかなり有名店になってきているので、既にお相手が行ったことがあるという場合は終局です。
また、割と都会にしかないので、田舎だと実践しずらいのが難点です。
あと料理の味には期待しないでください。(お店の人から僕へのクレームが来ないことを切に願う。)
ロックアップは怪獣?が脅かす系のアトラクションになっているので、行ったことがない人だと吊り橋効果は自然発生する確率が高いです。(相手が強いものが心底嫌いな場合は避けましょう。)
まとめ
さて。
吊り橋効果とは何か、吊り橋効果を使った自然なデートプランについてをお話しさせて頂いたのですが、最後に要点と注意点をまとめたいと思います。
・吊り橋効果は全員ではないが、多数に通じるテクニックである
・あくまでも錯覚によってドキドキさせられている
・あからさまに吊り橋効果を狙うとばれて警戒される
・吊り橋効果もいいが、相手の好き・嫌いリサーチを忘れずに
です。
吊り橋効果は、あくまでも錯覚を使ったテクニックになりますので、そこで一瞬はあなたに気を向けさせることができても、いずれは目を覚ましてしまう可能性があります。
あなたに気を向けさせている間に、錯覚ではなく心から好きになってもらえるようなあなたになって行きましょう。
では。